Miroオンラインホワイトボード日本語ベータ版を試してみました

2022年5月9日、Miroの日本語ベータ版がリリースされたので、試してみました。

Miro日本語ベータ版リリースについて
2021年11月の記者発表会において、MiroオンラインホワイトボードのUI(ユーザーインターフェース)日本語化に関する発表をしました。

発表をご覧になった皆様には大変長らくお待ちいただくことになってしまいましたが、このたび、2022年5月9日より日本語ベータ版をみなさまにお試しいただけるようになりました。

https://miro.com/ja/blog/jp-ui-release/?utm_campaign=jp_localization_public_beta_11052022

ということで、さっそく日本語版に切り替えてみます。

日本語に切り替えてみる

日本語版に切り替えるには、以下の手順を行います。

Miroのダッシュボードにログインしたら、右上の自分のアイコンをクリックし、Settingsをクリックします。

左エリアにあるProfile settingsをクリックして、プロフィールの設定画面から、Languageのエリアに進み、下向き三角をクリックします。現状では、「English」になっています。

この部分を「日本語(日本)」に変更すると、保存ボタンなどを押すことなく、ダッシュボードの表示が日本語になります。

英語表示だった部分が日本語表示になっています。

ボードを使ってみる

日本語化されたので、ボードを作成してみます。

表示が日本語になっています!

ツールにマウスオーバーすると出るツールの名称も日本語化されています。

テンプレート選択画面も

フレームメニューも

共有設定画面も、

日本語化されています!

日本語化したプロファイルで作成したボードを他の参加者と共有すると

上で作成したボードを、ゲストにURLで共有してみました。

※今回は、共有リンクをGoogle Chromeのプライベートブラウズで閲覧しました。

英語です……。

ツールにマウスオーバーすると出るツールの名称も英語です。

日本語化の単位は、プロフィール単位

つまり、総合すると、日本語化の設定が反映されるのは、ボードやTeam単位ではなく、プロフィール単位です。

日本語表示の設定をしたプロフィールで、自分が参加しているTeamのボードを見ても、ボードは日本語化されています。

一方で、日本語表示の設定をしたプロフィールで作成したボードであっても、訪問した人が日本語表示設定していないと、英語表示のままです。

ゲストで招待された場合でも、ボードの画面から、Account settingsに移動すれば、日本語設定画面に移動できます。

しかし、この次の画面でMiroへのログインを求められます。そもそもMiroのプロフィールを作らずにゲストとして参加している場合には、プロフィールの設定画面が存在しないので、日本語表示への変更のしようがありません。

つまり、ゲストは当面、日本語表示で使えないと思われます。

セミナー主催者が、日本語環境でボードを作成しても、他の参加者がプロフィールを作成していなかったり、日本語化していない場合、表示は英語のままということになりそうです。Miroを使い慣れている方は、日本語化しているかもしれませんが、慣れていない方は英語表示しかできない、ということになるでしょう。となると、主催者は、不慣れな方と表示をあわせて英語表示にしておくほうが、サポートがスムーズかもしれません。

現在、日本語表示は、ベータ版ですが、おいおい正式リリースになると思われます。そうなると、ゲストであっても日本語表示が可能になるのではないでしょうか。だんだん使いやすくなっていきそうです。楽しみにして、情報を追っていきたいです。

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